平成26年度水道イノベーション賞

当企業団は、公益社団法人日本水道協会が新設した平成26年度「水道イノベーション賞」を受賞することになりました。

用水供給事業の岩手中部広域水道企業団と北上市、花巻市及び紫波町の水道事業の事業統合（広域化）が、全国の水道事業の先進的事例として評価されました。

取組名称

岩手中部地域水道事業における用水供給と末端給水の垂直・水平統合による広域化

受賞理由

・岩手中部広域水道企業団及び構成市町の水道職員を構成メンバーとする「岩手中部広域水道事業在り方委員会」等、職員の議論を軸に、長年の努力の結果、事業統合というハードルの高い施策を成し遂げたこと。

・老朽化施設の更新、技術継承等、水道事業の将来を見据えた広域化として、新水道ビジョンで掲げる「安全・強靭・持続」の確保という水道の目指すべき方向性に合致していること。

以上の理由から、今後、全国の水道事業体が新たな取組に着手する先進事例として、本賞設置の趣旨に沿うものである。

「水道イノベーション賞」について

公益社団法人日本水道協会において、多くの課題を抱えながらもその克服に尽力している協会正会員を讃え、水道界が新たな取組に着手する機運を高めるべく、今年度、会長表彰の一つとして新たに設置されたものです。今回は、当企業団と横浜市水道局の２団体が受賞しました。

授賞式は、10月29日から名古屋市で開催される日本水道協会全国会議にて行われます。