企業団の生い立ち
岩手中部水道企業団について
岩手中部水道企業団は北上市、花巻市及び紫波町内の約84,000世帯に水道水を供給する一部事務組合です。平成25年10月11日に設立し、平成26年4月1日から事業を開始しています。
水道企業団とは、地方公共団体の事務をほかの地方公共団体と共同で処理するために設ける一部事務組合で、水道、ガス、電気事業など地方公営企業の経営に関する事務を共同処理する場合、これを「企業団」といいます。
企業団の生い立ち
年月 | 内容 |
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平成14年2月 | 岩手中部広域水道企業団議会の一般質問において「企業団と構成市町の事業体を統合し、企業団に集約すべき」という提言がなされる |
平成16年1月 ~平成18年3月 |
「岩手中部広域水道事業在り方委員会」開催 |
平成18年3月 | 岩手中部広域水道事業在り方委員会報告書において「広域による水道事業経営は、運営基盤及び技術基盤の強化が図られ、経営の安定化、効率化などに大きな効果をもたらす」と報告 |
平成21年3月 ~平成22年3月 |
岩手中部広域水道企業団及び構成市町の地域水道ビジョンにおいて、岩手中部の水道広域化を目指すことを明記 |
平成23年3月 | 「岩手中部水道広域化基本構想」策定 |
平成23年10月 | 岩手中部広域水道企業団及び構成市町との間で「岩手中部地域水道事業の統合に関する覚書」締結 |
平成24年2月 | 「岩手中部水道広域化事業計画」策定 |
平成24年4月 | 岩手中部広域水道企業団内に「水道広域化統合準備室」設置 |
平成24年12月~平成25年2月 | 学識経験者と構成市町の地域住民で構成する「岩手中部水道料金検討委員会」開催。統合水道料金体系は「口径別・基本水量なし・逓増型従量料金」が望ましいという委員会報告書提出 |
平成25年5月 ~平成25年6月 |
構成市町の各地域において、住民説明会を開催(計59カ所、のべ795人参加) |
平成25年9月 | 岩手中部水道企業団の設置について構成市町議会で議決 |
平成25年10月 | 「岩手中部地域水道事業の統合に関する協定」締結
岩手中部水道企業団の設置が岩手県知事から許可 |
平成26年2月 | 岩手中部水道企業団議会において、水道料金等の条例及び平成26年度予算議決 |