岩手中部水道企業団

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中高層建物における直結給水について

直結給水増圧式給水が可能となります

岩手中部水道企業団では、令和3年4月1日から、「中高層建物直結給水技術基準」を設けて、直結増圧式給水を導入します。
直結増圧式給水を導入することにより、従来貯水槽を設ける必要のあった中高層建物においても、給水装置に直結増圧装置(ブースターポンプ)を設置することにより、直結式による給水が可能となります。
なお、配水管の口径や水圧、建物の高さ等の条件がありますので、直結式による給水ができない場合もあります。

直結増圧式給水とは

直結増圧式給水は、給水装置に増圧装置(ブースターポンプ)を設置することによって、配水管から直結して蛇口まで給水する方法です。

※対象階数は4~15階を標準とします。(個別に水理計算や配水管の状況等で給水の可否を確認することとなります。)

メリット・デメリット

メリット

・安全で新鮮な水が直接供給されます。

・貯水槽方式に比べて、機器がコンパクトで省スペース化が図られます。

・配水管の水圧を有効利用できることから、貯水槽式と比べて省エネルギー化が図られます。

・停電時においても配水管の水圧によりある程度の階数まで給水できる場合があります。

デメリット

・水の貯留ができないので、配水管断水時には直ちに給水ができなくなります。

・配水管能力及びポンプ能力により、一時的な多量の水使用の点では貯水槽式に劣ります。

費用負担について

給水装置はお客様の財産であることから、給水方式に関係なく、工事費、保守点検などの費用は全てお客様のご負担となります。また、直結増圧式においては、ブースターポンプ定期点検等の維持管理に係る費用についても同様にお客様のご負担となります。

中高層建物において直結式を利用するには

水道企業団に「直結給水事前協議申請書」の提出が必要です。水道企業団で配水管に与える影響や水圧等を確認の上、「直結給水事前協議回答書」により直結給水の可否をお知らせします。

※詳細については「中高層建物直結給水技術基準」をご覧ください。

中高層建物直結給水技術基準

直結給水事前協議申請書(2部提出)

直結給水事前協議申請書(記入例)

直結増圧装置設置条件承諾書

直結増圧装置設置条件承諾書(記入例)

お問い合わせ 営業企画課 給水装置係

電話 : 0198-41-5317  /  FAX : 0198-26-3307

〒025-0004 花巻市葛第3地割183番地1